「半熟家長、家を買う」シリーズもいよいよ大詰め。
…そんなシリーズ名ついてたニャ?知らなかったニャ
それにしても長かったニャ。こんなの誰が読んでくれるニャ?
…これから家を買おうと思ってる人とか?
これから家を買う人って、ほとんどは新築じゃないニャ?
ぅ…
でも最近はリノベ(リノベーション)ブームやDIYブームとかあるし、空き家対策で優遇措置とかもとられてるから、中古(築古)物件も一定のニーズはあるんじゃないかなぁ…
…ま、付き合ってやるけどニャ
(くそぅ、猫のくせに)
えーっと、今回は実際に物件が手元に入るまでの流れをみていこうと思います。
ただ…今回、売り主さん側の不動産屋さんがちょっと変わった人だったんですよね。
変人ニャ?
変人じゃなくて「変わった人」。
ちょっとイレギュラーもあったんですが、普通の流れとしてはこんな感じです。
購入する物件が決まったところから書きますね。
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物件を購入するまでの一般的な流れ
1. 購入物件決定
2. 買い付け申し込み・価格交渉・申込金支払い
3. 住宅ローン事前審査の申し込み
4. 物件購入の本契約・手付金支払い
5. 住宅ローン本審査申し込み
6. 決済(残代金支払い)・住宅ローンの融資実行・登記申請・鍵の引き渡し
…買うって決めてからも長いニャ
なんせ高額ですからね、スーパーみたいにレジ通って終わりではないです。
今回の場合、買うって決めてから鍵の引き渡しまで1ヶ月半くらいかかりました。
そんなかかるニャ!?
場合によります。
投資物件で早いときは、内覧から鍵の引き渡しまでが2週間くらいでしたよ。
それでも2週間ニャ…
今回はローン契約もあるから、「契約」→「鍵の引き渡し」までの期間が1ヶ月ほどとられていたんですよ。
ローン契約ってなんニャ?
ローン契約については、のちほど。
とりあえず、順番に流れをみていきますね。
あ、ただし、今回この流れにちょっと変わたところがあるので、そこは「今回のイレギュラー」として書いておきます。
変人のやつニャ
「変わった人」です。
では、家を買うまでの流れです。
購入物件決定
これは前にブログで書いたところになるので、ここでは割愛します。
内覧して「買う」って決めたとこニャ
買い付け申し込み・価格交渉・申込金支払い
購入する意思が固まったら内覧に連れて行ってくれた不動産屋の担当者に連絡して、買い付けの申し込みを行います。
厳密に言えば、売り主に買い付け申し込みを行うんですが、不動産屋(仲介業者)が間に入ることがほとんどなので、不動産購入申込書に必要事項を記入し署名捺印後、その仲介業者を介して売り主へ提出します。
つまり
「買い主→買い主側の仲介業者→売主側の仲介業者→売り主」
のバケツリレーですね。
この買付け申し込み時に、必要であれば指値(根切り交渉)を行います。
一般的には値切りの理由と買い主の希望価格を申込書に記入して提出するんですが、もちろん希望が必ず通るわけではありません。
価格を打診したら、売り主からの返事待ちです。
返答は大きく2種類
● 「値切り価格でOK」
● 「それでは売らない」
「それでは売らない」はさらに2種類
● 「価格はびた一文下げない」
● 「そこまでは下げれないけど、これくらいなら下げてもいいよ」
というのに分けられます。
価格交渉ニャ
家は金額が大きいので、場合によっては数十万~数百万円変わってきます。
値切りハンパないニャ!
なので、見込みがあればチャレンジすべきです。
ただ、競争が激しい物件では交渉している間にほかの買い付けが入ることもあるので、そこは臨機応変に。
あと、ローンを組んで物件を購入する予定のときは「ローン特約」をつけるようにします。
ローン特約ってなんニャ?
「ローン特約」は、もしローンが組めなかった時にこの契約は無償で白紙撤回できますよ、っていう特約です。
?
うーん…この時点でローン特約の説明をするのは難しいので、もう少し話を進めてからにしますね。
それまでは「ローンを組むときには買い付け申込時にローン特約を付ける必要がある」ということだけ覚えておいてください。
わかったニャ
あと、買い付け申し込み時に「申込金」を仲介業者に支払う必要があることが多いです。金額は10万円程度が多い印象ですが、必要としないこともありました(今回は10万円でした)。
もし売り主側が断ってきたら申込金はどうなるニャ?
ちゃんと返金されますよ。
逆に、申し込みが通った場合は物件購入代金の一部になります。
なので、申込金を納めた時に受け取る「預り証」は大切に保管しておく必要があります
申込金は不動産屋の儲けじゃなかったニャ
住宅ローン事前審査の申し込み
買い付け申し込みが終わったら、すぐに住宅ローンの事前審査に申し込みます。
売り主側からの返事は待たないニャ?
待ちません。
買いたい物件が決まったら、できるだけ早く住宅ローンの事前審査を申し込みます。
なんでニャ?
住宅ローンは基本的に、事前審査に通らなければ本審査に申し込めません。
金融機関にもよりますが、事前審査には3日~1週間ほど、本審査には2週間前後要することがほとんどです。
時間かかるニャ
定められた期日までにローン契約を結ばなければ、物件購入の話はご破算となってしまいますので、時間はできるだけ有効に使っていきます。
また事前審査は複数の金融機関を同時に申し込んでも大丈夫なので、第一希望の金融機関だけでなく、第二・第三希望の金融機関にも合わせて事前審査を申し込んでおくほうがいいです。
どうしてニャ?
審査に落ちる可能性もあるからです。
特に事前審査に通っても、本審査で落とされるケースもあります。
本審査は基本的にひとつの金融機関しか申し込むべきではないので、2週間程度かかる本審査に落ちてしまうと、残りの限られた期間で他の金融機関を事前審査から申し込みしなおすにはスケジュールがタイトになってしまうからです。
もしものための「滑り止め」ニャ
…なんか、思いがけず長いですね。
まだ今回の予定の半分も残ってるニャ
長いと読みづらいので次回に持ち越します、すみません。
次回こそ、本当に完結編のはずニャ!
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